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第五回 クリエイターズ講座!

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初めまして。
早稲田大学放送研究会3年 制作部チーフ
天野達博と申します。

この度、今年度初の講演会の開催にあたってそのまとめ記事を担当することになりました。拙い文章ですがどうぞよろしくお願いします。

と、前置きはこれぐらいにして…
9/14(月)に催された講演会についてまとめ記事を書きたいと思います!

今回のゲストは「藪本雅子」(やぶもとまさこ)さんでした!
バラエティーMC、お天気お姉さん、報道局記者など多くの経歴を持ち、
さらには当時日本テレビの「永井美奈子アナ」「米森麻美アナ」とともに
「DORA」(ドラ)という」ユニットを結成して大人気となった
昨今の「女子アナブーム」の火付け役的存在です。
そして現在は大学院でジャーナリズムの研究を行っていらっしゃるそうです!

実際にお会いしてみての印象は
「エネルギッシュ!」
です。
待ち合わせ場所に自転車で颯爽と現れた藪本さん。
早稲田大学教育学部卒業であるため早稲田にはお詳しかったため、
大隈講堂前での待ち合わせでした。
お忙しい中お越し下さって本当にありがとうございました!

そして…
いきなりですが、まず私は藪本さんに謝らなければなりません。
大変申し訳ありませんでした。
というのもこちらの不手際で講習会の開始が遅れ、20分もお待たせしまったのです。
講演会の開始直後、
「放送業界では時間厳守。最低限のことぐらいしようよ…」
そう怒られてしまいました…
ただただ反省するばかりです…
本当に申し訳ありませんでした…

さてさて、そうして始まった講演会ですが、
さすが喋りのプロである藪本さん。
我々はどんどん話に引き込まれていきました。

まず波瀾万丈な人生エピソードに圧倒され、
次に放送業界に入ってからの苦労、裏話、思った事など他ではゼッタイに聞けない話に熱中し、
そしてたくさんの貴重なアドバイスを頂きました。
特にテレビ業界の裏話は興味深かったです。
流出厳禁な話なのでここで詳しくは言えませんが(笑)

現在大学院で研究のテーマとしている「ハンセン病」に関するお話は
まるで大学の(良い)授業を受講している気分でした。
無償で来ていただいたと思うと…
受講料を払いたいくらいです。

講演会も無事(?)に終わり私は満足感でいっぱいです。
こんなにも充実した講演会をもっと積極的に行いたい。
今まで以上にそう思いました。
早稲田祭が11月頭にあるため、次はそれ以降の開催になると思います。
次こそは万全の準備で望めるよう頑張ります!
藪本さん、今回は来ていただきありがとうございました!
藪本さんに頂いたこの気持ちを忘れずにあと1年半の大学生生活を送りたいと思います。

早稲田大学放送研究会 制作部チーフ
天野達博
http://www.whknet.com/

第四回!(その1)

すっかり遅くなりました。ミノワです。

2月14日に行った、4回目のディレクターズ講座のレポートです!
ゲストに、日テレプロデューサ−の川添武明氏をお迎えし、お話を伺いました。

…とさらりと書いてしまいましたが、川添さんは日テレ入社前のNHK時代の1992年に、化学兵器に関するドキュメンタリーの取材で新聞協会賞を受賞された方、とのことです。

名誉ある経歴をお持ちながら、ご本人の口からは“受賞”に関して言おうとしない謙虚さに、ボクは憧れました(笑)


内容は主に『ドキュメンタリー制作の心構え』について。
・知りたいと思って行動できるか
・伝えたいと思い努力できるか
・人を愛せるかどうか
が重要な要素だそうです。


イラク戦争最初の捕虜になったタイス氏の独占取材に成功した、NHKディレクターの今井さんというかたのエピソードを通じて、この“心構え”について解説していただきました。


…エピソードの内容について、後に続きます。。。

第三回を終えてはやくも一週間

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第三回の講演が終わってまた早くも今日で一週間がたとうとしています。

先週は、プロのナレーターさんである、杉山裕子さんにきていただきました。

最初は、”ナレーター“さんは、どのようなお仕事をなされているのか、というお話から。
僕らが想像するのは、ニュース番組のVTRなどで聞くナレーションを喋ってる人、というイメージですよね。

コンビニに入った時によく聞くような、「いらっしゃいませ」の放送や、商品などについてくる説明VTRのセリフなどの吹き込みもナレーターさんのお仕事の範疇のようです。

「アナウンサーとどう違うの?」という疑問にたいしては、
ナレーターさんはアナウンサーとは違い、基本的に姿を現さないので、“読み”だけが勝負の仕事とのことでした。

声の役者として、それぞれ仕事について客観的・中立的な目線で、内容に応じた表情をつけて読むことの重要さをお話いただきました。

アナウンスをやっている参加者からの質問として、
「緊張を乗り越えるためには、どうすれば?」については、

杉山さんは、自分が緊張している時間はないと考えるようです。
「すべては見ている人のため」という言葉が、プロの方の意識として大きく感じられました。

とはいえそれでも、準備が万全でない時は焦ることはあるようです。
VTR収録直前で、読む秒数がわかっていなかったり、訂正点がうまく直されていなかったりなど…やはりどんなプロの方でも事前の万全な準備は必要不可欠なんですね。

次回は、12月6日。編集についてまた詳しくやっていただく予定です!
それでは!

早稲田大学放送研究会
蓑輪 幸彦
http://www.whknet.com/

第三回 ディレクターズ講座!

気がつけばもう10月。時が経つのは本当に早いものですね。

前回の講演会からはや二ヶ月、いよいよ第三回の講演会開講が決定しました!

日程:
10月11日(土) 16時から

場所:
早稲田大学学生会館にて


そして今回は、なんとまたゲストの方にきていただけることになりました!
気になるそのお方は…

番組ナレーターの杉山 裕子さんです!
http://www.sigma7.co.jp/profile/w_45.html

日テレの「スッキリ!!」などを始めとする様々な番組で、ナレーションを担当されている杉山さんに、いろいろなお話をまた聞かせていただきます。


今回の講習会のテーマは、ズバリ。
「ナレーター講座」

そもそもナレーターさんの役割ってなんなの?
単なるアナウンサーとどう違うの??

などなど素人の僕にはわからないことがいっぱいありますが、11日にお話を伺っていろいろな疑問を解決したいと思ってます!

それでは、告知でした◎

早稲田大学放送研究会 広報部
蓑輪 幸彦
http://www.whknet.com

第二回クリエイターズ講座 レポ☆

気がつけばあれからもう一週間がたとうとしていますね。
9日に行われた、クリエイターズ講座の模様をお伝えします!

「ディレクター入門初級篇〜ワンカットに魂を込めよう!〜」
をテーマに、映像を撮る上で必要な最低限の知識について教えていただきました。
今日は当日使用したレジュメの内容を元に一部お話をおさらいします。

ディレクターとは
direction = 方向を決める人・監督・演出家

ディレクターの3大原則
1.考えよう!
どんなカットでもその画で伝えられる内容を常に考えながら撮る事で、作品の重みが変わってくる。すべてのカットに、演出としての“意味がある”ようにする。

2.惚れよう!
映像の持つ魅力、それによって伝えられる物の範囲の大きさを知っていることが必要。

3.決断しよう!
映像の時間尺は無制限ではないので、どんなに自分では良い絵が撮れたと思っても、必要に応じてそれを“切る”必要がでてくるときもある。その決断ができるかどうか、そして取捨選択の判断が重要。


その他、映像の“サイズ”や“動き”についてそれぞれの名称と、その画によって視聴者に与えうる意味について、実際にビデオカメラで画をとりながら解説していただきました。

普段は「撮る時は感覚で」とやってしまいがちですが、実際にそれぞれを理解しておくのって重要ですね。


また、前の記事でも書きましたが、今回は事前に映像を撮ってくる、という課題をいただいていたので、1年生数名で撮影・カット編集をしてもらいました。

単独でカメラを回すのはほぼ初めて、という彼ら。
期間は構成練りから含めて三日間と短かったのですが、今回の講習でディレクターの方に作った課題を実際に批評していただけたのは、とてもよい経験になったはずです。また、今後もつづけたいですね。


以下、参加した1年生達によるレポートです!

・高田くん(主に撮影を担当)
『ワンカットにどれだけの意味をこめるか』

今回参加して僕が一番印象に残った言葉です。課題制作では、「高田馬場ウォッチング」というテーマで、高田馬場ときいてイメージするものを撮りました。

僕は大学から駅にかけての道をいつも歩いているので、「街を歩く中で、道沿いに広がる様々な店」というものに注目しました。
ラーメン屋が多いことや、路地裏にも店があることを表現しようとしたり、たくさんの人が行き交う街というものなどを撮ろうとしたのですが、三井さんのお話をきき、つめの甘さや他にもたくさんの注意点があることに気付かされました。

これからカメラを使う機会がある時には、映像だけで伝えられること、また音と映像でその場の空気を伝えること、また視聴者の視点に立って撮ることができたらなと思います。
今までなんとなく使っていたカメラが、ここまで奥の深いものだと知り、映像に対する興味が一気に大きくなりました。
夏休みはたくさん撮ってみて、また何か発見できたらなと思います。


・恩田くん(主に編集を担当)
今回ディレクターズ東京の講演会において、課題制作である『高田馬場ウォッチング』を制作していく上で映像のカット編集に携わることで、この講演会に参加させていただきました。

三井さんのお話を聞くまでは、映像だけでは十分に発信者の意図を伝えきれないのではないか、映像だけではなく、やはりナレーションがないと視聴者には伝えたいことが伝わらないのではないかと思っていました。

しかし、三井さんが講演会の序盤におっしゃっていたように、テレビというメディアは映像が命であるということ、映像で語るのがテレビなのである、という強い主張がとても心に残りました。
普段何気なく見ているテレビの映像も、これだけ詳しく分析してみると、本当に奥の深い世界で、テレビに映し出されている映像の裏に撮影者の複雑な意図が隠されているとは、以前は全く思いませんでした。
撮影者が強調したいときにはズームの手法を使うのではないか、という程度のことは分かっていたつもりでしたが、BS、WS、KS、FFなど、人物を撮影する時の撮影の仕方の違いを説明された時は、視聴者が気付かないであろうところにも撮影者は配慮して、映像に意味を持たせようとしているのかと思い、とても感動しました。

そして、先ほども述べましたが、僕は課題制作にカット編集を施すことでこの制作作業に関わらせていただきましたが、編集をしている側から見た感想も述べてみたいと思います。

カット編集の作業をしていた時は、映像がこれほど意味を含んでいると自覚していなかったので、単純に切れ目がいいところ、カットしても不自然ではないところで適当に映像をカットしていました。
しかし、三井さんの説明を聞いていく中で自分自身思ったことは、せっかく撮影者が撮ってきた映像も、編集次第で視聴者に伝わる部分が決まってしまうのではないかということです。
撮影者と編集者が同じであれば話は別ですが、今回のように他の人が撮影してきた映像を僕の主観だけで編集していくと、撮影者が伝えたいことが十分に伝わらないということが起きてくるのではないかと思いました。

今回の講演会を聞いて、映像だけでも十分意味を持たせられるということが分かったし、映像の力の大きさを実感しました。
個人的にこれから編集作業をする機会が増えてくるので、自分自身で映像を撮影する時はもちろんのこと、編集をする時も、撮影者の意図を十分にくみ取り、配慮しながらも、自分の目指す編集をしていきたいと、改めて思いました。


・村上さん(全日参加)
今回初めてディレクターズ東京さんの講演に参加させていただいたのですが、始めから終わりまで勉強になることばかりでした。

主にカメラワークについてのお話で、その動きひとつひとつにちゃんとした意味があることにとても関心を持ちました。
課題制作を講評していただいたときに私たちが考えてもいなかったような意味や情報の指摘をされたので、自分達が思っているよりもはるかに映像には何かを伝える可能性があるんだと思います。

工夫次第でどれだけでも映像に様々な意味を込めることができ、それを編集に活かすこともできるので、今後の活動に非常に役立つ講演でした。
また次回もぜひ参加したいです。
貴重なお話をありがとうございました。


早稲田大学放送研究会 広報部
蓑輪 幸彦
http://www.whknet.com

第二回クリエイターズスクール 開講予告!

前回の更新からしばらく日が空いてしまいましたが、第二回クリエイターズ・スクールの開講が決定しました!

8月9日(土)
場所は前回と同じく、早稲田大学学生会館の会議室にて、13時半からの予定です!

学生の僕らは、長い長い夏休み期間に入りみんな遊び回りだした(!?)という事もあって、前回より若干参加者が減ってしまう感じになっておりますが、たまには少人数で話を伺うのもいいですよね◎


今回のテーマはこちらです↓↓

「ディレクター入門初級篇〜ワンカットに魂を込めよう!〜」

素人レベルの映像から一歩超えて、プロに近づけるミソを主に話していただく予定です!
ほかにも、現場で使われる専門用語を始めとした、番組制作に関する基礎知識などを伝授していただけることになっています。


そして今回は、事前の制作課題が提示されました☆

“高田馬場ウォッチング”
というのをテーマに5分ほどのカットを回してくる

というものです。


今日はサークルに入ったばかりの1年生と、その課題制作のための打ち合わせをやってまいりました。

“打ち合わせ”といっても、そんなにたいしたものではないんですが(笑

「高田馬場って言ったら何をイメージするだろう…」っていうことからいくつか案を出しました。
明日あさっては、今日でた案を元に実際に街へ撮影に繰り出すつもりです。

また進展したら記事を書こうと思います。


早稲田大学放送研究会 広報部
蓑輪 幸彦
http://www.whknet.com

サポーター紹介!

「実戦!クリエイターズ・スクール」の趣旨に賛同していただいた
サポーターを紹介します!

㈱こころ
プロデューサー 本多孝成 様

日本テレビ「スーパーテレビ情報最前線」で
『実録!大阪府警24時 ひき逃げ特捜最前線』
『実録!ホストの花道 新宿最強の色男軍団』などの
ヒット企画を産み出した敏腕プロデューサーです。
http://www.cocolo.tv/

映画「クライマーズ・ハイ」

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テレビの世界を目指す人、全てに見て欲しい映画があります。

1985年に起きた御巣鷹山日航機墜落事故を題材にした横山秀夫原作の映画「クライマーズ・ハイ」。
地元新聞社の記者たちの激動の日々を描いたものですが、
“報道する”とはどういうことか?
“ジャーナリズム”とはどういうことか?
テレビマンに不可欠なテーマを考えることができます。


乗客・乗員520人の命が一瞬のうちに奪われた悲劇。
それぞれの犠牲者には、妻がいて、子どもがいて、家族がいる。
テレビのクリエイターがこの事故とかかわる時
遺族も含めた520人分の人生と向き合うことになるのです。
“お前にその覚悟ができているのか?”
突然突きつけられた命題と闘わなければなりません。

「人を描く」
「時代を描く」
「事件を描く」
「事故を描く」
  :
汗をかき、涙を流し、時に血を流しながら
文字通り“身を削って”作るからこそ
視聴者の心を震わせるテレビ番組が産まれるのです!

                      Ds東京/ミツイ

第一回を終えて

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7月12日(土)第一回クリエイターズ講座が無事に終了しました!

30名ほどを予定していた参加人数は当日大幅に増え、
立見もいるなかでの約2時間半は、長いようで短い有意義な時間でした。

はじめは三井ディレクターからのイントロダクションとして、
スポンサーからの資金を基盤とした、テレビ番組が成立する仕組みや、制作に関わる会社の仕事内容の紹介と、その具体的な役割分担についてお話いただきました。


「3億円あたった気持ちを自分なりに表現してください」

という質問に対して、参加者がとった行動はそれぞれ違う!
ことから、10人いれば10通りの表現方法がある、という事を解説していただき、それぞれ個人の持つ感覚を引き出すことの重要性という視点からディレクターに求められている事を語っていただきました。


途中からは、日テレアナウンサー、馬場典子氏がゲストとして登場!

学生時代はマーケティングを専攻していたという馬場さんが、どのような過程でテレビの業界に魅了されて足を踏み入れたのか、ということから、

「アナウンサーとしてプロになる」ための事として、実際にしゃべる時間、番組収録時間に必要な情報のさらに背景にある知識を蓄える努力の必要性について話していただきました。


さらなる詳細はまた後ほどアップしようと思います!

早稲田大学放送研究会 広報部
蓑輪 幸彦
http://www.whknet.com/

開催前日!

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「実践!クリエイターズ・スクール」
ついに開催前日を迎えました!

当日は、なんと、、

早稲田大学商学部OBで、日本テレビアナウンサーの馬場典子氏
http://www.ntv.co.jp/announcer/new/profile/n_baba.html

をお迎えして、テレビの世界を存分に語っていただく予定です!!


会場は、早稲田大学新学生会館(サークル部室棟)のW棟会議室にて、以下のスケジュールで行われます。

12:00 〜 三井貴美也ディレクターから、オリエンテーション
13:00 〜 「女子アナの品格 〜魅力いっぱい!テレビの世界〜」(仮題)
講師・馬場典子(日本テレビアナウンサー)
14:00 〜 質疑応答
15:00 終了予定


開催にあたって、僕たち放送研究会員が知りたいと思っていることを事前に調査してみました!

実際に番組を制作されている方々はどのような流れで仕事をなさっているのか、そして彼らの純粋なプライベートの一日が気になっている人がやはり多いようです!
仕事で忙しい…というイメージが強いからかもしれないですね。

そして、VTR制作に関わった事のあるサークル員からは、実践的な疑問もいくつか出てきました!

「伝える」とはどのようなことなの?
クリエイターに求められているもの、そして実際に番組を作る上で大事にしているものはなに?
クリエイティブな発想をするために心がけるべき事は?

などなど、当日実際にどのような答えを教えていただけるのか、楽しみです!

早稲田大学放送研究会 広報部
蓑輪 幸彦
http://www.whknet.com/

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